こだわり

パーマのこだわり

eccoでは、主に4つのパーマを提案しております。

パーマで自分の思うイメージになるのか不安になった事はありませんか?SNSやネットにパーマと書いて掲載されているのは、ほぼ90%パーマではありません。「パーマのようなイメージ」だと捉えてください。

美容師がヘアモデル撮影をして、コテで巻いているか、パーマ液をつけずにパーマのロッド(パーマを巻く時に使用するウェーブをつける棒の事)を巻いて温風→冷風でウェーブをつくり、パーマ液はつけずに固まった毛(ウェーブになった毛)をほぐしてアレンジをしています。それを写真撮影してPC等で画像編集します。

写真は50枚の中の1番良い1枚をネットに掲載しますので、なかなか素のパーマ画像を探すのは、大変です。
ほぼSNSで純粋なパーマ画像を見つけるのは難しく、素人では、パーマがどうか判断が難しいと思いますので、是非、美容師さんに相談して下さい。

また、最近のパーマ後のスタイリングには、必須となりますので、美容師さんからアドバイスをもらって下さい。

昔は、超極細ロッド(棒)での強めのパーマが主流ではやっていたので、スタイリング剤をつけなくても、乾かしきってもウェーブは残りました。

しかし、今風の雑誌などに掲載しているパーマデザインは、大きめのロッド(棒)で巻く為、髪に巻ける回転数が少なくなる分、パーマをぬれている状態から乾かした時にストレートっぽくなりやすいです。水分をつけるとパーマが復活しますので今は、パーマが自分でほしいと思う所にスタイリング剤をつけて、ウェーブをデザインするのが主流となっております。

  • コテの写真
  • パーマの写真
種類ダメージカールの大きさ乾かした時のパーマでかた縮毛矯正毛と相性質感
普通のパーマ 細かい 出にくい 縮毛した髪にはあたらない 少しざらつきを感じる
水パーマ 大きい 普通パーマ
よりは出る
縮毛した髪にはあたらない さらっとする
エアウェーブ 極小 大きい 一番出やすい 縮毛矯正でも細い髪にはあたる可能性が高い
太くて硬い髪には向いていない
中~細い毛の普通毛に向いており一番当たる
一番柔らかく仕上がる
デジタルパーマ 大きい 出やすい 縮毛矯正毛に向いている コロッとしたさわり心地

パーマの施術の流れ

髪質の見極め・栄養剤(前処理剤)

パーマのこだわりは、しっかり髪質を見極めて、ダメージがあれば、栄養剤を必ず髪に含ませて、髪を良好な状態にしてから、パーマのロッド(棒)を巻いていきます。昔は栄養剤がなかったため、パーマ液で髪が傷んでいましたが、今は美容師が髪のダメージをコントロールしやすい栄養剤ができました。

髪をロット(棒)で巻いた後、パルッキーというミストの機器で水蒸気の100,000分の1の栄養粒子を髪にふきつけます。

毛髪に栄養を入れこみます

この機器がパーマの歴史を大きく変えてくれました。少し機械は大きいですが、この機器の100,000分の1の細かな蒸気が髪の内部に入りこむ事でパーマがかかりやすくなり、ダメージも少なくなり、栄養を補います。粒子を小さくしないと、1本の細い髪の毛の中に入り込むのが難しいのです。話すとマニアックすぎて混乱しますので、省略せていただきます。

メリットは、「パーマのカールが大きくなる」「ウェーブの持ちがよくなる」「ダメージが少なくなる」です。

パーマ液の選定

このパーマ液の選定が重要です。
これを誤ると、全てがダメになるといっても、過言ではありません。最近は、コスメパーマ(化粧品登録可能範囲のパーマ液)と言って、髪のダメージが普通のパーマ液の1/5倍でできる髪に優しいパーマ液も使用しています。
髪のダメージに応じて使い分けます。

パーマ①液をつける

その後、パーマ液をつけます。

パーマ液のついたタオルを取りかえて、髪に巻きつけた棒についているゴムの跡がつかないようにスティックをつけていきます。

パーマ液をなじませる

その後、空気に触れにくいようにパーマキャップをします。しばらく時間を置きます。

パーマチェック(中間処理剤)

パーマチェックでOKが出たら、一旦水で髪に付けたパーマの1液をしっかり水で流します。これでダメージの進行をストップさせる事できます。パーマで一番傷む原因は最初につける1液です。よく弱酸性ビオレなどは、酸性がいかにいいかをアピールしています。

これと同じでパーマ液は、アルカリ性になりやすいので、髪が傷みます。なので水で流すか酸性リンスというものをつけて、アルカリ性に片寄ってしまった髪を酸性に戻す作業をし(中間処理)髪のダメージを抑えているのです。

パーマ②液をつける

その後パーマの2液(形が固定できる薬剤)をつけて終了です。
パーマの棒をはずす時もひっぱらないようにはずします。

ひっぱってはずしてしまいますと、パーマの持ちに影響してしまいます。
ウェーブはひっぱらず、髪の毛にまきつけた棒をはずしていきます。

パーマ液を洗い流す

ロッド(棒)をはずして洗いながします。

栄養を入れる(後処理剤)

その後、多少なりダメージを受けたパーマ毛に栄養を入れこみます。
後処理剤をする理由としては、以下になります。

①髪本来のpHをに戻す。
②間充物質(アミノ酸・タンパク質)、毛細胞膜複合体(CMC)成分の補給による修復。
③擬似キューティクルをつくり、髪を親水性から疎水性の状態に戻す。

パーマ後のトリートメント