こだわり

カットのこだわり

eccoは美容業界の中でも、Cutの育成に差をつけています。今からカット育成の内容を、時代背景①~③で説明していきます。

①の時代背景の教育学

20~30年前はカットの教育学が確立されておらずカットも見よう見まねの時代でした。なんとなくお客様の要望したデザインにたどり着くイメージでした。

今のカットの教育学からすると少しかけ離れすぎています。
やはりデメリットは多いです。

ハサミのみで髪をすかした場合
ギザギザすきバサミですかした場合

②の時代背景の教育学

今のカットの平均的なカット教育学は平たく言いますと〇(まる)、△(さんかく)、□(しかく)の形と同じに切れれば入客できるという教育学です。

こちらも〇、△、□以外のカットをオーダーされた時にはデザインコントロール力に欠けるためデメリットとしては(〇、△、□以外のオーダーに対してカットの時間がかかる、ワンパターンのデザインになりやすい、応用力がきかない、コントロール力を身に着けていないため、ぎざぎざすきばさみに頼りすぎてスタイルがパサつきやすくなる)

①②は入客数により(キャリアがものを言うので、よくサロンでランク付けされた料金提示がされやすいです)ジュニアスタイリストカット¥-500円トップスタイリスト¥+500円サロンディレクター¥+1000円とランク付けされやすいですが、③は原理教育のためランク付けがない場合が多いです。
そもそも、原理を学ぶ為、カット力に差が出にくい為です。

③の教育学は、カットの原理である、立面図、平面図、を用い、カットの構造を勉強します。では、カット原理がわかれば→カットプロセス(物事が変化する時の経過)がわかる→
プロセスがわかれば〇、△、□以外のデザインの応用も簡単にこなす事ができる様になります。デメリットはありません。メリットは→ベースカットがしっかりしているのでカットの再現性がある。髪を乾かしただけで髪がまとまりやすい。立面図(頭の中で想像して立体的に描いたカットの展開図)通りにカットするため、無駄にぎざぎざすきばさみを、使う必要がないため、髪の毛はパサつきません。

以上の事から、eccoでは③の原理教育やカットの立面図、平面図、デッサン、トータルファッションなど、特にデザイン教育に力を入れております。

例えば、髪型の似合わせ、お顔のパーツの距離感や、頭の傾き具合にある髪型(猫背の人、そうでない人)などにも対応できるよう教育しています。

毎年かわる、トレンドファッションや、デザインカテゴリーの勉強などにも、力を入れておりますので、安心して技術を受けて頂けます。

③の原理教育学は、美容業界では、原理知識を学んで、教える事ができる教育者が、約、美容業界では100分の5%未満である為、今後は美容業界発展と女性の髪の美の為にも③の教育学が市場浸透していった方がよいと願うばかりです。
eccoでは③でスタッフを教育をしています。

ですので、世代が変わっても、一度美容を離れてハサミを置いても、原理を理解していれば、時代で変化するカットに対応する事ができます。あとは、美容師のセンスです。その美容師さんが見てきたものや、美眼力や、その人のデザインの引き出し量で、カットの完成度に差は出ます。

①②の時代背景では、原理そのものを追求する事、理解する事が大変な作業であった為、回避や遠ざけられる傾向がありました。実のところを言いますと美容師さんが原理教育に対して難しそうだから理解するという事や勉強する事を遠ざけていたって事です。