こだわり

カラーのこだわり

こんな悩みはないですか?
  • オーダー通りのカラーに
    仕上がらない

  • 全体カラーは髪が傷むと
    思っていませんか?

  • 今、話題のイルミナカラーって
    なんですか?

オーダー通りのカラーに仕上がらない

eccoでは、カラーはカウンセリングで、どこまで細かくお客様の要望を聞き取る事ができるかという事が、とても大切だと考えています。

①まずレベルスケールで今どの明るさに位置するかをお客様と共に確認します。
②なりたい色味を決める時、明度と彩度についてしっかりお話します。

カラーにこだわりをお持ちでしたら、サロンのヘアカタログでもいいので「こんな感じにしてほしい」と写真を提示していただくと、カラー成功確率はUPします。

言葉のみでお聞きすると、個々でのイメージのギャップがあり、失敗しやすくなります。

全体カラーは髪が傷むと思っていませんか?

一昔前のカラーではカラー剤自体が根元専用のものしかなく、今では根元専用(黒い新生毛を明るくするため)のものと、毛先専用(毛先の染まっているところにやさしく作用するカラー剤)のものが発売されており、昔と比べて、かなりダメージ軽減に成功しています。

よくサロンワークで毛先を染めると、傷むから、根元のみのオーダーをされるお客様がおられますが、もし白髪染めをされていて黒色に近いカラーのお客様で毛先が黒に近く褪色していなければ、根元染めだけの方が、傷まなくて良いと思うのですが、ファッションカラーで毛先が黄色に褪色しているのに、リタッチを繰り返すと過剰褪色して、毛先が黄色になり美しく思えませんし、その後、髪の毛の色を落ち着かせる(暗くする)過程で色が入りにくかったり、逆に色が濃く入りすぎてしまったり、よくあるのは、すぐ色がぬけおちやすくなる可能性が高いです。

それを防ぐためにも、毛先が傷まない毛先専用のピグメントカラーや、ティントカラー剤(メーカーにより名前が異なります)を使用し、一色のきれいなカラーを保った方が、より一層、カラー褪色を防止し、美しさを持続する事ができます。

美容院では、市販に売っているカラー剤のように、根本につけた薬を、毛先まで一気になじませるのではなく、根本は根本の薬、毛先は毛先にふさわしい薬、という風にカラー剤を選別して、2~3種類の薬を作り、髪にカラー剤を塗布していく事で髪の毛を美しく染め上げます。

退色した髪の写真

今、話題のイルミナカラーってなんですか?

イルミナカラー(高彩度を実現した革命的なハイブリットカラー)
「ダメージ40%軽減・ツヤ・手触り感・回数を重ねるごとに美しい髪になる」
日本人特有の硬い髪をカラーでやわらかな印象にしてくれるのはもちろん、外国人風の透明感を出す事も可能で、光が反射するツヤのある美しいヘアカラーが実現できます。

もっとわかりやすく表現すると、今までのカラーは、明るさの度合い(明度)、透明感(彩度)が、同じだとすると、イルミナカラーはやはり透明感にずば抜けているため、明度は普通のカラーと同じでも、彩度がイルミナカラーの方が高いです。

今までブリーチなどで髪を傷めて髪の下地をいったん明るくした上に、もう一度色をのせて透明感を演出していたダブルカラーでしたが、イルミナカラーは、一度でそれをしなくても、ダメージが少ないままで高彩度、透明感を実現してくれます。
もちろん髪質は人それぞれ違いますので、美容師に相談してください。

カラーの施術の流れ

カウンセリング

まずお客様のなりたいイメージをカウンセリングします。

薬剤調合

色が決まります。
美容師が薬剤を作ります。(この薬の調合がお客様のなりたいイメージの結果を左右するといっても過言ではありません)
薬剤調合もしっかりカルテに記入します。

カラーを塗布

カラー剤を髪に塗っていきます。頭皮が敏感肌やアレルギーの方や、産前産後の方、アトピーの方は事前に美容師に相談してもらうとよいかと思います。

毛先のカラー塗布

毛先を塗る前に、髪の保護剤(前処理剤)をつけてから、毛先にカラー剤を塗布していきます。昔は前処理剤がなく髪に直接カラー剤をつけて、髪を傷めていましたが、最近の技術では、前処理剤が開発されてからは、髪のダメージも軽減する事に成功しています。

前処理剤の特徴
①カラーの色持ちがよい
②カラーの色ムラを防げる
③ダメージを軽減できる
※前処理剤を毎回されている方、されていない方で、後々、髪のダメージの差がでてしまいますので、是非おすすめします。

カラー剤をなじませる

その後ラップをして15分~25分時間をおきます。

ラップをする理由
①カラー剤の乾燥を防ぐ(乾燥してしまうとカラー剤が反応しにくくなります)
②頭皮の熱を利用する(薬剤の反応がよくなる)
③カラー剤が他のところにつかない(お客様が何か取ろうと前かがみになった後、背中にカラー剤がつかないようにしたりと様々です)

ラップをしない場合の理由(例外なケース)
①トーンダウン(暗くする場合)はラップをしない方が綺麗に発色します。

ケースバイケースですが、求めるカラーや髪の状態に合わせてラップをするかしないか決めているので、安心してください。

カラーチェック

ラップをとって髪が染まっているか確認します。
染まっていたらシャンプーに入ります。ここで後処理剤をすることがあります。
後処理剤には、アルカリと過水(カラーの2液である過酸化水素水の残留がある)を除去します。

空気酸化によって、㏗は元に戻ります。では「なぜ空気酸化するのに、アルカリ除去するの?」という疑問がわいてくると思いますが、やけどを想像してください。やけどした時は、すぐに冷水で冷やさないと、やけどが内部に広がります。空気で酸化しますが、時間がかかりますから、その時間でダメージはひろがるので、早く㏗を戻したほうがダ メージを防げるのです。

後処理

色落ちを遅くするには、シャンプーでは残留物が取れません。残留物が残ったままだと一週間後に色が明るくなりやすかったり、髪に残った残留物がゆっくりブリーチ作用を続けていたりします。そこでシャンプー後、後処理の栄養剤を補う事で、色落ちを遅くするのに有効です。
その後、水で流しトリートメントをします。

カラー後のトリートメント

モイスチャートリートメント
(3つのサプリメント)

  • ①水分を補充
  • ②油分を補充
  • ③コーティング

髪質改善トリートメント
(4つのサプリメント)

  • ①水の通り道を
    髪の中に作る
  • ②栄養を入れコーティング
  • ③パサつき防止成分
    を入れる
  • ④ツヤ出し成分を
    入れコーティング

美容室の持続専用トリートメントを
おすすめする理由とは?

自宅トリートメントと美容院トリートメントの最大の違いは、自宅トリートメントはドラッグストアなどで購入できる市販タイプが多いですが、美容院の持続性のあるトリートメントは、市販で購入できない業務用タイプが基本的に使われています。トリートメントの質は、価格の高さだけで決まるわけではありませんが、「本当に髪に良いトリートメント」を知っている美容師さんが選んで使うトリートメントなので、市販の安いものとは質が違います。

洗い流さないトリートメント

トリートメントが終わると、セット面で洗い流さないトリートメントをつけます。この時のつけ方が重要です。髪は濡れている時、髪の表面をおおっている部分のキューティクルが開いています。栄養を入れてドライヤーで乾かした(乾かす事でキューティクルが、栄養とともに、髪の内側に閉じ込められる)方が良いです。

髪全体につける

手で1~1.5プッシュ手のひらにのばし髪につけ、その後クシでコーミングして髪全体にいきわたったらドライヤーします。
メイクでいうと肌の前処理の、乳液、化粧水、美容液、ファンデーション、コンシーラーのようなものです。

仕上げ

その後スタイリング剤をつけます。このスタイリング剤の位置づけが、チークや、リップの役割です。その後、手でスタイリングして、理想の形になったらスプレーします。
スプレーはメイクでいうとおしろいのような役割をします。

スタイリング

しっかり髪をスタイリングする事で、お客様のなりたいイメージを、叶える事ができますのでスタイリングをクセづけるようにしましょう。

何度も失敗を繰り返す事で、スタイリングが上手くできるようになりますので、諦めず頑張りましょう。スタイリングケアが上手くいかない時は、eccoの美容師にいつでも相談してください。必ず上手くいくまでお伝えします。遠慮なく言ってください。